「コブシメ・ハナイカ・ヒメダンゴイカ」

コウイカの仲間のコブシメは沖縄の地方名「クブシミ」が名前の由来とされています。コブシメは 体長20-50cm程のものが多いですが最大で体長1ｍ・体重12㎏以上に達する固体もおりコウイカの中でも 最大の種類です。1度に約150個の卵をサンゴの隙間に産みつけるコブシメの産卵も見どころです。 約2ヶ月の間に1500個程度の卵を産み産卵から約2ヶ月半で孵化が始まります。

コウイカ科に属するハナイカは体長7cm程のイカです。普段は地味な体色で周りの風景に擬態していますが 威嚇の際には体色を様々な色に変化させます。その美しさからハナイカと名付けられダイバー達の人気を 集めています。頭部にはいくつかの突起がありそのトゲトゲとした姿も特徴の1つです。

体長1cm程度のとても可愛らしいイカです。頭部の形が丸っこくそこから耳の様なヒレが飛び出ていて 体長だけでなくその姿も可愛らしいです。昼間は転石の下等に隠れて暮らし夜になると活動を開始します。 夜行性なのでヒメダンゴイカを観察したい場合はナイトダイビングが狙い目です。