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はじめての海外ダイビングにもおすすめ!パラオダイビングの魅力とは?

 公開日時:2018/01/22
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パラオ

ダイバーの聖地とも呼ばれるパラオは、透明度の高さや魚影の濃さ、ダイナミックな地形ポイントなど、一度や二度訪れただけでは知り尽くせないたくさんの魅力に溢れています。パラオの豊かな海には1400種以上の生き物が生息し、マンタやナポレオン、グレイリーフシャークなどの大物から、バラクーダ、ギンガメアジなどの群れ、ニシキテグリやマンジュウイシモチなどのカラフルでユニークな生き物、絶滅危惧種のタイマイなど、数え切れないほどの多くの生き物たちに出会えます。
今回は、世界中のダイバーから愛されるパラオについてご紹介します。

パラオの基本情報

パラオ共和国は、日本の真南へ約3,000キロの位置に浮かぶ200ほどの島から構成された国で、人口は2万人ほどです。そのうちの7割がパラオ人で、残りの大多数はフィリピン人が占め、中国人やアメリカ人、日本人の移住者もいます。サンゴが隆起してできたロックアイランド群と周辺のラグーンは世界遺産に登録されています。

日本との時差はなく、首都はバベルダオブ島の東に位置するマルキョクです。公用語は英語とパラオ語ですが、19世紀から1994年の独立まで、スペイン、ドイツ、日本、アメリカによって統治されていた歴史があり、パラオ語には多くの外来語が用いられています。なかでも日本語は、パラオ語の25%の由来を占めるといわれており、「ダイジョーブ」「ゲンキダシテ」「ゴメン」「ツカレナオース(ビールを飲むこと)」など、日本人には身近な言葉が採用されています。

パラオの気候とダイビングシーズンについて

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海洋性熱帯気候に属しているパラオでは、最高気温は30℃前後、最低気温は25℃と、年間を通して気温差はほとんどなく、一年中常夏のシーズンです。
水温は年間平均28℃前後でダイビングは一年中できますが、パラオでは雨期と乾季によって風向きが変わるため、潜れるポイントにも影響を及ぼします。
11月~5月頃の乾季には、北東の貿易風が吹くため、西側のポイントで潜りやすくなります。ブルーコーナーやブルーホール、ジャーマンチャネル、シャークシティ等の大物遭遇率が非常に高い、大人気のポイントです。
6月~10月頃の雨季になると、南西の貿易風が吹くため東側のポイントが潜りやすくなります。東側のポイントには、ゲロンアウトサイドやショーやドロップオフ、マリンレイクなどがあります。大物に会える可能性はもちろん、日本の海では出会えないマクロ生物の宝庫です。海況次第で西側のポイントに行けることもあり、雨季は観光客やダイバーも減少するので、ゆったりとダイビングを楽しむことができます。突然のスコールが増えるので、レインコートを備えておくとよいでしょう。

パラオで人気のダイビングポイント

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ブルーコーナー

コロール島から約60分の位置にあるブルーコーナーは、パラオを代表するポイントのひとつです。潮流は比較的強く、カレントフックで根につかまって生き物を観察します。
ギンガメアジやブラックフィンバラクーダ、ロウニンアジの大群や、グレイリーフシャークにホワイトチップシャーク、ヨスジフエダイやカスミチョウチョウウオの群れなど、次々に現れる魚群に圧倒されます。毎日潜っても飽きない大人気のポイントです。

ジャーマンチャネル

コロール島から約50分、外海と内海を繋ぐために人工的に作られた水路です。マンタに高い確率で会えるポイントで、マンタのクリーニングステーション近くの砂地でホバリングしながら待ちます。その砂地周辺にもチンアナゴやヒレナガネジリンボウといった愛くるしい生き物たちが観察できます。
万が一マンタに会えなくても、グレイリーフシャークやマダラタルミ、スカシテンジクダイの群れなど、様々な生き物に出会えます。

ブルーホール

コロールから約60分、ダイナミックで美しい地形が楽しめるポイントです。リーフの棚に4つの縦穴が開いていて、一番大きな穴から広いドームへ潜行します。縦穴から光が差し込み、ドーム内が青く照らされて神秘的な光景を目の当たりにします。珍しいマクロ系の生き物も豊富でつい夢中になりがちですが、水深が深いところもあるので残圧に注意しましょう。

ニュードロップオフ

コロールから約50分、水深10mほどのリーフから豪快なドロップオフが
特徴。ドロップオフの壁側はソフトコーラルで埋め尽くされ、エビやウミウシなど、マクロ派にも人気の生き物がたくさんいて、その周囲をカスミチョウチョウウオの群れやアカネハナゴイの群れが華やかに彩ります。沖の方を注意深く見ていると、バラクーダやカマスの群れ、グレイリーフシャークといった大物に出会えることもあります。

ゲロンアウトサイド

コロールから南東へ約45分、ゲロン島の外側にある東側のポイントです。雨季に西側へ行けないときの人気のポイントで、40mほど落ち込むドロップオフでは大物との遭遇が期待できます。リーフの壁が広がり、クマザサハナムロの群れや、カンムリブダイ、時期によってはイレズミフエダイの群れに出会えることも。

ダイビングツアーの特徴

パラオのダイビングスタイルは、基本的にボートダイビングです。ドリフトダイビングが主流で、エントリー後は流れに乗って泳ぎ、浮上してボートにピックアップされます。シグナルフロートやダイブコンピューターが必携のツアーが多いため、安全のためにも必ず準備しましょう。
ダイビングの楽しみ方は、大きく分けて3タイプあり、コロール島に滞在して日帰りボートダイビングのスタイル、クルーズ船に寝泊まりしながら一日中潜るスタイル、カープアイランドやペリリュー島などの離島を拠点に潜るスタイルがあります。
ツアー料金は、潜るエリアなどダイビングサービスによって様々ですが、日帰りの2ボートダイブで130~160ドル程度で、シーズンやレンタルの有無、オプションなどによって変わります。ダイビングのパッケージツアーなどは、お得な特典が付くこともあるので、比較してみましょう。

ダイビング許可証と環境税が必要

パラオでは、ダイビングやオプショナルツアーを申し込む時に、州政府が発行する許可証が必要です。携行する必要があり、紛失しても再発行はできないためしっかりと管理しましょう。
パラオから出国するときは、これまで出国税と環境保護税の合計1人50ドルを徴収されていましたが、2018年1月1日以降に航空券を手配する場合、航空券の代金にPPEF(プリスティン・パラダイス環境税)という税金が1人100ドル上乗せされることになります。環境税や許可証代は、環境保全や施設保全、安全対策などに使用されています。

※参考価格 (価格や有効期間は変更になる可能性があります)
ロックアイランド許可証 50ドル 10日間有効
ペリリューエリアダイビング許可証 30ドル 10日間有効
ユーカクエリアダイビング許可証 15ドル 1日間有効
アンガウルエリアダイビング許可証 20ドル 1日間有効

パラオへのアクセス

パラオまでのアクセスは、直行便を利用するか、ソウルやグアムを経由する方法があります。デルタ航空は成田から火曜日と土曜日に直行定期便があり、ANA やJALでは、成田と名古屋から年に数便チャーター便の運行があります。
ユナイテッド航空は日本各地からのグアム経由便、大韓航空やアシアナ航空ではソウル経由便があります。
移動時間は、成田からの直行便で約4時間30分です。ソウル経由やグアム経由の場合、飛行時間は5時間前後ですが、トランジットにかかる時間は出発地や航空会社などによって変わるので、余裕をもったスケジュールを組むとよいでしょう。グアム経由の場合、日本やパラオと1時間の時差があるので飛行機に乗り遅れないよう気をつけてくださいね。
時間短縮で価格が高めの直行便か、リーズナブルで時間が掛かる経由便か、お休みの日程やご自身の都合にあわせて選びましょう。

パラオの通貨と物価

パラオの通貨はUSドルです。国の大きな収入源が観光業からで、物資のほとんどを輸入に頼っているため、物価はあまり日本と変わりません。
ミネラルウォーターは500ml=1ドルで購入でき、パラオにはアサヒのビール工場があり、スーパードライの350ml缶=1.5ドルくらいで購入できます。コロールの中心部には、WCTCという大型のショッピングセンターがあり、食品やお土産を買うことができます。入り口にあるハワイ銀行のATM は日本語対応でクレジットカードからのキャッシングが可能です。観光地や大手の商店では、手数料はかかりますが、VISAやMasterCard、JCB カードが利用できるので、いざという時にも安心です。

パラオでの食事

パラオでは、マングローブガニやシャコガイ、ロブスターなどの新鮮な魚介類を使った料理が絶品です。他にも、タロ芋やフルーツバットなど、パラオ特有の食材を使ったメニューも人気です。
物価があまり変わらないためホテルやレストランで食事をすると、それ相応の料金がかかります。特別な料理も魅力的ですが、パラオにも居酒屋やファストフードなど、リーズナブルに食事が楽しめるお店が沢山あります。日本人が経営する居酒屋やお寿司屋さんもあるので、機会があればぜひ訪れてみてください。

パラオの治安

コロールのダウンタウンは、日中はお洒落な飲食店や商店で賑わいますが、夜遅い時間になると、酔っぱらいや麻薬常習者によるトラブルなども確認されています。
パラオでは、飛行機に乗るための移動を除き、未成年は深夜0時、成人は深夜2時以降に出歩いていると、法律違反で警察に一晩拘留される恐れがあります。トラブル避けるためにも夜はむやみに出歩かず、もし移動する場合はパスポートを携帯し、タクシーなどの乗り物を利用しましょう。
また、一度に大金を持ち歩くことは危険なので、必要最低限の現金のみ持ち歩くようにしましょう。遊びに出かけるときは、ホテルのセーフティーボックスを活用すると安心です。

パラオの医療

パラオ唯一の総合病院でもあるベラウ国立病院には、減圧症治療のためのチャンバー(高圧治療装置)があり、緊急時の受け入れも可能です。他にも民間の内科診療所もあり、ペリリュー島やバベルダオブ島などの各離島にもパラオ保健省運営の診療所があります。ただし、パラオ国内では慢性的に医師が不足しているため、担当医師の不在を理由に日本人が大きな怪我や病気にかかった場合は近隣国や日本に緊急搬送されることもあります。非常時の備えとして、海外旅行傷害保険への加入は必須です。
一年中気温と湿度の高いパラオでは、食中毒やデング熱にかかる可能性や、ダイバーによる減圧症が心配されます。傷んだ物を食べたり水道水を飲んだりせず、虫除け対策はしっかりと。ダイビングではインストラクターの指示を守って安全に潜りましょう。これだけでもリスクはかなり軽減されます。

パラオの移動手段

パラオに公共の交通機関はありません。レンタカーは、1ヶ月以内であれば、日本の免許証で運転できます。右側通行で道路に信号はなく、車や歩行者もマナーがよいとは言えないので、慎重に運転しましょう。
タクシーを利用する場合、流しのタクシーはいないのでホテルやレストランで呼んでもらいます。タクシーにメーターはなく、料金は交渉になるので、事前に確認することでトラブルを防ぎましょう。目安として、空港からコロール中心部までは25ドル程度で、22時以降になると割り増し料金で10ドル上乗せされます。
コロールとマラカルエリアでは、飲食店や商業施設、主要ホテルを巡回するBBIシャトルバスが走っています。1週間乗り放題で8ドルなので、食事や買い物の外出に便利です。
ホテルによっては空港までの送迎がついていることが多いので、予約時に確認してみましょう。他にも、オプショナルツアーを扱っている会社が運営する送迎のみのプランなどもあるので、チェックしてみてください。

おわりに

ダイビングのライセンスを持っているなら一度は訪れたい、ダイナミックな自然の魅力に溢れたパラオ。日本人が常駐するダイビングサービスもたくさんあり、初めての海外ダイビングにもおすすめです。
ブランクダイバーなど、ダイビングスキルに不安がある場合は、チェックダイブでスキルをおさらいしましょう。ガイドに不安を伝えることで、レベルに合ったポイントを選んでくれることもあるので、メールで事前にダイビングサービスに問い合わせてみましょう。
一度潜ったらきっと忘れられない経験になるパラオでのダイビング、思いっきり楽しんでくださいね!

パラオダイビングツアーの詳細はこちら

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沖縄ダイビングツアーの企画・販売を初めて30年のレッドフィン ダイビングツアーがお届けするダイビングポータルサイト。沖縄本島から離島・さらに奄美方面まで多彩な情報をお届けしています。

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