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どこがおすすめ?海外のリゾートでダイビングライセンス(Cカード)を取得しよう!

 公開日時:2018/10/29
この記事は約 6 分で読めます。 11,841 Views

スキューバダイビングを自由に楽しむには、Cカードと呼ばれるライセンスが必要です。
今回は、海外での取得を検討している方に、人気のエリアや必要な日数、価格などについてご紹介します。

海外でCカードを取得するメリット

メリットとして、日本が真冬でも温暖な気候でダイビングができることがあります。また、地域によってはライセンス取得にかかる費用が、日本国内で取るより安い場合もあり、旅行や留学のついでに取得したダイバーも多くいます。海外の美しい海と開放的な環境が、最高の思い出作りを演出します。

海外でCカードを取得するデメリット

デメリットは、講習を受けるため言葉が通じる、理解する必要があることです。意思疎通がしっかりできないとトラブルを招きやすくなるので、日本人のインストラクターが常駐しているショップを選びましょう。
ほかにも、怪我や事故が起こった場合に必要な病院の場所や保険の手続き方法などを事前に確認しておくと、いざという時に安心です。

必要な日数は?

講習で必要な日数は、OW(オープンウォーター)で2~3日間、AOW(アドバンスドオープンウォーター)で2日間です。ショップによっては、学科をEラーニングやDVDで事前に学習することができ、日数を短縮できることもあります。
また、ダイビングでは、減圧症を防ぐために潜水後の12時間もしくは18時間、飛行機に乗ってはいけないというルールがあります。そのため、旅行の手配を自分でする場合には、余裕を持った計画をたてましょう。

日本よりも安いってホント?

Cカードの取得料金のみで比較すると、日本国内での取得と大きな差はありません。ただし、ツアーとして考えた場合、宿泊費や食費・交通費などを全部含めると、物価が安いアジア圏などではコストを安く抑えることもできます。また、Cカード取得料金といっても、ショップによって、日本語教材・器材レンタル費用・申請料・証明写真・ボート使用料・プール使用料・タンク・保険料などが含まれたり別料金だったりと、ショップによって異なります。事前にしっかり確認しておきましょう。

ライセンス取得におすすめの海外はどこ?

ダイビングのライセンスを取得するなら、物価が安くて距離も近く、時差の少ない国がおすすめです。特に、日本の主要都市から数時間で行けて飛行機の便も多いフィリピンやグアム、サイパンなどの、気軽に行けて海が綺麗なビーチリゾートが人気です。また、個人で手配するよりも旅行会社のパッケージプランを利用すると、お得な特典がついていることもあります。わからないことは事前に問い合わせて、不安や疑問を解消して申し込むようにしましょう。

フィリピン・セブ島

成田から直行便を利用すると約4時間半の距離で、時差は1時間。年間平均気温が27℃前後の温暖なビーチリゾートです。輸入品を除いて物価がとても安いので、語学留学などの長期滞在にも適しています。フィリピンでは、食材を除いたほぼ全てのものに12%のVAT(付加価値税)と呼ばれる税金がかかります。

Cカード取得の目安料金

OW 18,000PHP~31,000PHP 約3.8万~6.5万
AOW 12,000PHP~27,000PHP 約2.5万~5.7万
(1PHP(フィリピン・ペソ)=約2.1円 ※2018年8月時点)

サイパン

北マリアナ諸島にあるサイパンは、年間平均最高気温32℃の亜熱帯気候の島です。成田空港から経由便で約5.5時間半、時差もわずか1時間ほど。抜群の透明度を誇る海と美しい砂浜に、多くのダイバーが魅了されています。物価は日本とあまり差がなく、輸入製品などは日本よりも高くなります。

Cカード取得の目安料金

OW 350USD~420USD 約3.8万~4.6万
AOW 270USD~370USD 約2.9万~4.1万
(1USD(アメリカ・ドル)=約110円 ※2018年8月時点)

グアム

成田から3時間45分、時差も1時間ほどとアクセスが便利なリゾートアイランドです。アメリカ合衆国の準州で、財源のほとんどを観光業で占めています。ショッピングやグルメなどの施設も充実しているため利便性が高く、海外が不慣れな人でも安心です。日本を含めてアジア圏からの観光客が多く、ローカルフードなどリーズナブルなものもありますが、アメリカからの輸入品が多いため、物価は若干高めです。

Cカード取得の目安料金

OW 350USD~600USD 3.8万~6.7万
AOW 350USD~580USD 3.8万~6.4万
(1USD(アメリカ・ドル)=約110円 ※2018年8月時点)

パラオ

ダイバーの聖地として人気を集めるパラオの海は、圧倒的な青さと魚影の濃さ、ダイナミックな地形など、何度も訪れたい世界有数のダイビングスポットです。パラオまでのアクセスは、成田から経由便で約8時間半と移動距離はありますが、時差はありません。親日国としても知られ、長期滞在にも人気の癒しの楽園です。物価は日本とあまり差がありません。

Cカード取得の目安料金

OW 350USD~520USD 3.8万~5.7万
AOW 400USD~450USD 4.4万~5万
(1USD(アメリカ・ドル)=約110円 ※2018年8月時点)

タイ・タオ島

マレー半島の東に位置するタオ島は、アジア圏でも有数のビーチリゾートとして知られ、マリンレジャーやダイビングのベストスポットとしても人気です。離島のためバンコクと比較すると物価は高く、日本料理店や海外のチェーン店などは日本での価格と大差ありませんが、日用品の購入や現地の屋台などを利用すると安く利用できます。

Cカード取得の目安料金

OW 3日間 8500THB~9900THB 2.8万~3.3万
AOW 2日間7500THB~9000THB 2.5万~3万
(1THB(タイ・バーツ)=約3.3円 ※2018年8月時点)

おわりに

講習や体験ダイビングでは、浅く限定的なポイントでしか潜れないため、日数に余裕があれば、Cカードを取得後にファンダイビングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
もし海外はハードルが高いと感じるのであれば、国内でライセンスを取得してある程度の経験を重ねたあとで海外デビューしても遅くありません。自分に合った方法を選び、楽しみながらダイバーデビューしてくださいね。

沖縄なら、海外に負けず劣らずの美しい海で、ダイビングライセンスを取得することができます。
最短4日間での取得も可能です。海外とは違って、日本語もバッチリ通じますし、パスポートもいらないので気楽に講習に参加することができますね。Cカード取得だけなら海外の方が安いかもしれませんが、旅行代金を含めると沖縄でも54,800円〜(旅行時期による)と意外とリーズナブル。海外さながらの沖縄の海でのダイバーデビューもおすすめです。

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ライター紹介 ライター一覧

tsumugi

tsumugi

九州在住。ダイバー歴は10年、経験本数は300本以上。海外でのダイビング経験もある女性ダイバー。初めて訪れた石垣島でダイビングを体験後、ダイビングの魅力にはまり地元でCカード取得。
その後は地元ショップに足繁く通い近郊を中心に年間50本ペースで潜る日々を送る。
所持しているライセンスはPADIのレスキューダイバー。

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