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サンゴ礁に癒されよう!体験ダイビングやシュノーケリングのおすすめスポット

 公開日時:2021/02/24
この記事は約 5 分で読めます。 2,915 Views
癒しのサンゴ礁スポット

沖縄といえば綺麗な海です。せっかくだから、綺麗なサンゴやお魚を眺めながら泳ぎたいと思いませんか。

実際に海に入って浮遊感を味わいながら眺めているだけで、癒しの効果も抜群です。泳げなくても参加できるシュノーケリングやダイビングで、サンゴが広がる光景を見に行きましょう。

サンゴは動物!生態と役割とは

サンゴはクラゲやイソギンチャクのような刺胞動物です。

造礁サンゴと呼ばれる固いサンゴは、石灰質の骨格にポリプと呼ばれる構造を持ち、褐虫藻と呼ばれる植物プランクトンを住まわせています。反対に柔らかいサンゴはソフトコーラルと呼ばれ、体内に細かな骨格を持つため、見た目は植物そのものです。

どちらも光合成によって水中の二酸化炭素を取り込み、酸素を作ります。ほかにも、海の浄化や海中生物の住処、天然の防波堤など、大切な役割を持っています。

サンゴ礁が綺麗なおすすめスポット

・慶伊瀬島(けいせしま)/慶良間諸島

チービシ

那覇の港から約20分、慶良間諸島の最も東に位置し、チービシ(慶伊干瀬)とも呼ばれています。

神山島、クエフ島、ナガンヌ島の3つの無人島で形成され、ナガンヌ島とクエフ島は沖縄本島から日帰りで体験ダイビングやシュノーケリングツアーが開催されている人気のエリア。初心者でも気軽に参加でき、綺麗なサンゴやカラフルな熱帯魚に癒されるスポットです。

・渡嘉敷島/慶良間諸島

渡嘉敷島

那覇から高速船で約35分、沖縄本島から日帰りもできるのどかな島です。

サンゴ礁に囲まれた渡嘉敷島の海域は透明度が高く、海ガメやスズメダイやクマノミなど、見て眺めて癒される可愛い生き物たちとの出会いもたくさん待っています。

シュノーケリングはもちろん、体験ダイビングから中上級者向けのダイビングスポットまで充実しているので、手軽に離島ダイビングが楽しめますよ。

・八重干瀬(やびじ)/宮古島

八重干瀬

宮古島の平良港からボートで40~60分。八重干瀬は日本のグレートバリアリーフと呼ばれる大規模なサンゴ礁群です。透明度がダントツで高い宮古ブルーの海の浅瀬にサンゴは生息しています。

光が届くほど色鮮やかな姿が見られるので、ぜひ晴れた日にサンゴポイントで泳ぎましょう。

チョウチョウウオやクマノミなど、南国らしい魚が群れるサンゴ礁の景色は、一度見たら忘れられない絶景です。

・石西礁湖(せきせいしょうこ)/西表島

石西礁湖

石垣島から西表島にかけて広がる珊瑚礁群で、確認されているサンゴの種類は約400種類にのぼります。

沖縄本島などの他エリアにサンゴの幼生を供給するための役割を持つ重要なエリアです。

バラス島や浜島へ向かうダイビングやシュノーケリングのツアーで行くことができます。

多彩なサンゴや生き物が暮らす穏やかなスポットなので、のんびりじっくり観察してみてくださいね。

・宜野湾/沖縄本島

沖縄本島の中部エリア、港からボートで約5分の沖合には、ソフトコーラルやハードコーラルが生息するサンゴのお花畑が広がっています。サンゴの植樹活動や水中の清掃など、美ら海を守るための活動が盛んに行われている注目のエリアです。

アクセスも良く、ダイビングやシュノーケリングの初心者でも気軽にサンゴの観察ができますよ。

サンゴの産卵は年に一度の海の神秘

サンゴの産卵

サンゴの産卵は年に一度、ミドリイシ科のサンゴは5月下旬~6月、そのほかの種類も夏の終わりにかけて、産卵します。多くのサンゴは満月の頃にタイミングを合わせて一斉に産卵する傾向があります。

夜に産卵が行われるため、タイミングを見計らってナイトダイビングでエントリーします。

視界のすべてがサンゴの卵で覆われる光景は神秘的。貴重な瞬間にぜひ立ち会ってみませんか。

サンゴ礁でのダイビングで気を付けること

サンゴ礁でのダイビングで注意すること

・中性浮力を保とう

ダイビングの場合はサンゴとの距離が近くなるため、意識して行動しなければ、傷つけてしまう可能性があります。ブランクがある人やスキルに不安がある人は、チェックダイブやリフレッシュダイブに参加して、事前に練習しておくと良いですね。

・フィンワークを意識しよう

サンゴを蹴って折らないように、フィンワークも大切です。フィンを上下にバタバタせず、水平に動かすカエルキック(あおり足)をマスターしましょう。

砂を巻き上げずに疲れにくいので、様々なダイビングシーンで役立ちます。体験ダイビングの人は、無理に泳がなくてもインストラクターが引っ張ってくれるので、身をゆだねて水中散歩を楽しみましょう。

サンゴを守る活動を知ろう

沖縄のビーチでよく見る真っ白なサンゴは、いわゆるサンゴの死骸です。

温暖化による海水温の上昇や環境破壊、サンゴを食べるオニヒトデの大量発生など、さまざまな要因によって、白化現象が問題視されています。徐々にかつての姿が取り戻されつつあるとはいえ、人や環境が及ぼすサンゴへのダメージは楽観視できる状況ではありません。

沖縄ではサンゴの植樹体験や保護ツアーなどのアクティビティも開催されているので、沖縄旅行中に学びの時間を設けてみるのもおすすめです。

参考記事

恩納村ピンクマーリンクラブで開催中
サンゴの植付体験ダイビング

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redfin編集部

redfin編集部

沖縄ダイビングツアーの企画・販売を初めて30年のレッドフィン ダイビングツアーがお届けするダイビングポータルサイト。沖縄本島から離島・さらに奄美方面まで多彩な情報をお届けしています。

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