【青の洞窟】は、沖縄本島を代表する人気のダイビングスポットです。
真栄田岬に位置し、地元では「クマヤーガマ」と呼ばれています。
この洞窟は、琉球石灰で出来た沖縄独特の地質に雨水が溜まり、
それが一気に崩落して出来たものだと言われています。
その名残りで現在も洞窟の中には、大きな石がごろごろ転がっています。
入り口が海と繋がっているので、ボートからエントリーして洞窟に入り、そのまま奥まで泳いで行く事が出来ます。
奥行き40mの洞窟に入ると、始めは暗闇に呑みこまれますが、
少し進んで、振り返ると洞窟一面が青色に輝いていて、
闇とは対照的な光景に感動を覚えます。
また、洞窟内の海面に浮上すると海中の色とは違った「青」の世界が広がっています。
洞窟内の青の光が海底からライトアップされている様に見えるのは、
洞窟の入り口から太陽光が差し込み、それが透明度の高い海水を通り、
海底の白い砂地に反射している為です。
琉球石灰の地質・透明度の高い海・珊瑚の欠片で出来た白い砂地と
沖縄だからこそ創り出せたダイビングスポットです。
入り口から差し込む青い光に、ダイバーの影が映し出される光景は神秘的です。
【見られる生物】
キンメモドキ・リュウキュウハタンポ・スカシテンジクダイ・ツバメウオ
フリソデエビ・ヤノダテハゼ・ヤシャハゼ・リングアイジョーフィッシュ