サンゴ礁に群れるカラフルなトロピカルフィッシュたちが見もので
流れもほとんどなく、水深も20m前後と浅めなので初心者から楽しめます。
サンゴがびっしりの根が沖に行くにつれてだんだんと深くなり
とても魚種が濃く、カメラ派にもオススメなポイントです。
水深15m付近に大きな根があり、様々な小魚達が群れを作り
時には、ムレハタタテダイ・ホソカマスなども加わり圧巻の見ごたえです。
穏やかな与那国の海でのんびりと潜るには夏場がオススメです。
エントリー後まもなくV字に切れ込んだ砂地が広がり
その間の三角根を中心にフィッシュウォッチングを楽しむポイントです。
以前はここで餌付けをしていたため、砂をまき散らすと
ノコギリダイやチョウチョウウオ系の魚達が寄ってきて、ダイバーを
怖がることなく身近でじっくり観察できるのも特徴です。
被写体の魚もたくさん泳いでおり、透明度も抜群で明るい
ので、水中フォト派には堪らないポイントです。
サンゴ礁も他のポイントに比べると豊富で元気なものが多く
三角根の沖側にはコモンシコロサンゴの群生や
センベイアナゴサンゴ・コブハマサンゴと種類も豊富です。
大きなサンゴの下にはアジアコショウダイやシマコショウダイが隠れている
こともあるので、素通りせずにじっくり観察してみてください。
冬の間から春先にかけてはコブシメが産卵場所としてこのポイントに
集まってきますが北風が吹くと潜れないポイントなので産卵を
目にするチャンスが少ないのが少し残念ではあります。
与那国は冬のハンマーヘッドばかりが有名ですが、穏やかな
明るい海の中でのんびりと写真を撮ることができるポイントもたくさん
あるので、お気に入りのフォトスポットを探してみてはいかがでしょうか。
ダンノ浜の地図