このポイントは幕末期の人物・ジョン万次郎がアメリカから帰国する際に
上陸したことから、別名『ジョン万ビーチ』とも呼ばれており、
インリーフ・アウトリーフそれぞれの楽しみ方ができるポイントです。
大度海岸はウミガメの産卵場所としても有名で、夏場の産卵時期には
ダイビング中はもちろん、ビーチで遭遇する可能性も高いです。
リーフ沿いには慶良間でも見られないような見事なハードコーラルが群生しており、
エントリー後すぐに巨大なハマサンゴや若いテーブルサンゴが見られます。
地形と光が作り出す幻想的な光景を眺めることができます。
ここはクリーニングステーションがあり、慶良間でもなかなか見られないマダラトビエイが
ビーチエントリーで見られるこのポイントはかなり貴重でお得感満載です。
アウトリーフの変化に富んだ地形では、昼間でも暗い場所があるので
水中ライトを持っていくことを忘れずにしてください。
干潮時にはインリーフとアウトリーフの間が分断され、
唯一の水路もインリーフの水が外へ出て行くリーフカレントという流れが生じるので、
ここでのダイビングの際には潮汐表の確認をしてから行くことをオススメします。
リーフ内にはスズメダイなどが無数に群れている場所がありとても美しく、
水深がとても浅いのでシュノーケリングでもトロピカルな海の中を覗くことができます。
また、島の南部に位置するポイントなので冬場の北風に強く、
那覇だけでなく北谷や恩納村方面のショップが潜りに来ることもあります。