供利漁港からボートで約7分の位置にある「マーメイドロック」
沖合いにヒョウタンのような形の岩があり、
それを横から見た際にジュゴンのような形に見えます。
ジュゴンは、人魚のモデルになったという説から、
その岩があるポイントを、マーメイドロックと呼ぶようになりました。
この可愛らしい名前とは対照的に、
ダイナミックな地形を楽しむ事が出来るところがこのポイントの魅力です。
人魚に見える岩の横から、水深50m以上のドロップオフとなっています。
海況が良い日には、海底付近まで見える程の透明度で、ドロップオフの豪快さを際立たせます。
また、浅場の棚にはクレバスが迷路の様にいくつも走っています。
クレバス内の白い砂地に太陽の光が反射してとても美しく、
その景色はダイバー達を癒します。
そこを抜けると水深20mのドロップオフが楽しめます。
そして、マーメイドロックは地形だけではなく、生物も豊富です。
別名「オコゼ根」と呼ばれるほどオコゼが多く見られます。
カスミチョウチョウウオ等の群れも生息していて、ダイバー達の目を楽しませてくれます。
さらに、ウミウシの種類も豊富です。
ダイナミックな地形、そして多様な生物達と楽しみが盛り沢山のポイントです。
【見られる生物】
ウミウシ・セジロクマノミ・ゼブラハゼ・イソギンチャクエビ・ヒレボシミノカサゴ・カスリフサカサゴ
カスミチョウチョウウオ・キンギョハナダイ・ハナゴイ・ギンガメアジ