沖縄のお土産のなかでも知名度の高い「雪塩」。
沖縄本島の国際通りのお土産屋さんでもよく販売されているのを見かけます。
内地で販売されているのを見かけてることも多い、
この「雪塩」、実は宮古島で製塩されているのです。
宮古島は隆起サンゴでできた島で、琉球石灰岩と呼ばれる地層が島の下に広がっています。
この琉球石灰岩は、固い岩なのですが、無数の穴が開いており、そこを海水が通って、
自然のろ過装置の役割となり不純物が取り除かれ、
さらにサンゴの持つカルシウムが溶け出した地下海水となって
これを汲み上げて雪塩を製塩しているのです。
雪塩は宮古島でなかれば製塩することができないのです。
雪塩は、通常の製塩方法では取り除かれる「にがり」の成分も含まれています。
出来るだけ、海中の成分をそのまま残すことにこだわりを持ち、
現在でもさらなる成分の検出を目指し、努力を続けているそう!
雪塩には、マグネシウムやカリウムなどミネラルが通常の塩よりも多いのが特徴。
普段の生活で、不足しやすいミネラルを塩から取れるのは嬉しいですね。
2000年には「世界で一番、含有するミネラル成分の種類が多い塩」としてギネス認定も受けています。
今ではそのカテゴリがなくなってしまったため、表記はできなくなっているそうですが、
認定されたという事実は変わらないですね。
西平安名崎近くにある宮古島「雪塩製塩所」は、
雪塩の製塩行程をガイドさんが案内してくれます。
予約無し、1名様からでもOKなので、気軽に行くことが出来ますね。
雪塩は、通常の塩とは違い、その名の通り雪のように、細かいです。
ふわっとした塩で、個人的には天ぷらなどのつけ塩におすすめ。
製塩所の前にある「雪塩ソフトクリーム」は是非一度食べてみて下さい。
売店には、雪塩製塩所限定の商品もあるので要チェック!!!
塩だけでなく、雪塩を使用して作られたお菓子もお土産に喜ばれそう。
女性には気になるスキンケア商品も用意されていますよ。
宮古島土産に喜ばれる雪塩はいかがでしょうか?
■住所
宮古島市平良字狩俣191
■営業時間
4~9月■9:00~18:30
10月~3月■9:00~17:00
(年中無休)
■駐車場
5台
■アクセス
宮古空港より車で30分