「バラス」とは、サンゴ片の事です。
西表島と鳩間島の間に、サンゴのかけらで出来た島「バラス島」があります。
その島の周辺には、一面に広がるサンゴの群生を見ることができ、ダイビングやスノーケリングで人気のポイント。
バラス島の東に位置するポイント、その名も「バラス東」
バラス東は、平均水深13m程で、流れも強くない為、初級者から楽しめます。
見どころは、なんと言ってもサンゴです。
サンゴの種類の多さは西表の中で1番と言われており、まさにサンゴの楽園です。
天気が良く、透明度が高い日には、空からの光と種類豊富なサンゴ、そして魚の群れにより、美しい世界が広がります。その光景は現代の竜宮城と言っても過言ではありません。
魚の群れは、アカネハナゴイ・キンギョハナダイ・デバスズメダイといったカラフルな魚達です。
真っ白な砂地とサンゴに色とりどりの魚達が栄えます。
アカネハナゴイの雄は、通常は写真の様に鮮やかなオレンジ色ですが、雌にアピールする際には、ピンク色に変化します。
その様な小さな変化を発見する事もダイビングの1つの楽しみではないでしょうか?
さらに、水深18m付近には大きなイソバナが生息しています。
その大きさは4mを超えることもあります。海の青に、真っ赤なイソバナの色が大変美しく、
ダイバーさん達の目を引きます。
【見られる生物】
アカネハナゴイ・キンギョハナダイ・デバスズメダイ・ウミウシ・クダゴンベ・ハゼ