座間味島のトウマ浜の端と、アイダーの中間に位置しているダイビングスポット。
そのことから、「アイダアイダー」と呼ばれるようになったと言われています。

このポイントは、トウマ浜の東端のポイントで、沖に向かってなだらかな砂地が広がっています。
そこには、カクレクマノミの住みかであるイソギンチャクやガーデンイールのコロニーがあります。

深いところへ降りていくと、ヤシャハゼ等の共生ハゼが暮らしています。
小さくて可愛らしいヤシャハゼなので、ぜひ写真に収めていただきたいですが、
近付いて写真を撮りたいダイバーさんにとても警戒して、なかなか写真を撮らせてくれません。
でも、時には、ずっと体を出してくれている時もあるので、何度も訪れ、チャンスを待って下さい。

近付いた写真が撮れないとしても、巣穴に引っ込もうとするハゼとの駆け引きが出来るので、
とても楽しく、和めるポイントだと思います。

砂地にある根では、ハナダイ類が多く群がっていたり、珍しい魚やエビを見ることも出来ます。
ここの1番の見どころは、ヤシャハゼのペアやテッポウエビです。
背びれが少し変わった生物や珍しい生き物が多くいるので、
じっくり観察する際には、水中マナーに気を付けましょう。

浅瀬には、ウミシダが生息していて、
エビやカニ等と共生している姿を見られます。
透明度も抜群に良いので、砂地の上を泳ぐととても気持ち良いです。