仲ノ御神島とは、西表島の南西に位置する無人島です。
読み方は「なかのうがんじま」です。
この神聖な名前の付いた島は、実は国の天然記念物に指定されており、
島に上陸する事は禁止されています。

しかし、ダイビングでこの島の周辺に近づく事は可能です。
上陸禁止の島に、海の中から近づく事が出来るというダイバーの心をくすぐるポイントです。

地元での通称は「おがん」このおがんの東側に「東の根」というポイントがあります。

東の根という名前の通り、水深40ｍの海底から、巨大な隠れ根がそびえ立っており、ダイナミックな地形です。
(隠れ根とは、陸からは見えない根の事)

そんなダイナミックな地形だけではなく、このポイントのメインは、なんと言っても大型回遊魚です。

約1.5ｍもあるイソマグロが群れをなして目の前を泳ぐ姿には圧巻です。

東の根は流れが速い為、上級者向けのスポットです。
エントリー後はすぐに潜降を開始し、ガイドから離れないようにスムーズに潜降する事が必要となります。

スキルや体験を活かして潜るダイビングは、潜りごたえがあり、貴重な経験となるのではないでしょうか。

【見られる生物】

イソマグロ・ロウニンアジ・ナポレオン・バラクーダ

潜降後は、根につかまり大物がやってくるのを待ちます。

イソマグロだけでなくロウニンアジを見ることも出来ます。