1. TOP
  2. 宮古島
  3. 地形ダイバーのメッカ!大注目の宮古島の地形ポイント

地形ダイバーのメッカ!大注目の宮古島の地形ポイント

 公開日時:2016/02/23
この記事は約 7 分で読めます。 3,912 Views
宮古島ダイビング

宮古島のダイビングの特徴と言えば、特徴的な地形!
珊瑚礁が隆起・陥没を繰り返して出来た宮古島の海には、海底洞窟やアーチなど神秘的な地形ポイントが数多くあります。今回は、ダイバーなら一度は潜りたい、宮古島でおすすめの地形ダイビングポイントをご紹介します。

>>お得な宮古島ダイビングツアー情報はこちら<<

地形ポイントが多いおすすめエリアは?

地形ポイントが集中しているのは、伊良部・下地エリア
宮古島の平良港から約30分で到着します。
こちらのエリアではケーブやトンネルが複雑に絡み合ったダイナミックな地形が数多く見られます。

美しい地形で潜るなら、特に太陽光が強くなる夏&秋の季節がおすすめです。
光のアートがすごく、アーチやホールなど差し込む光が明暗のコントラストを演出し、思わず息を飲むポイントばかりです。
秋&冬に北風が吹く季節は、下地島周辺や宮古島南岸エリアのが見どころ。
様々なアーチやクレパス、ホールなど、地形ダイバーには外せない王道のポイントが満載です。

ちなみに、ダイビングスタイルはほとんどがボートダイビング。
港から20分~60分と少し距離がある為、朝出港すると夕方頃まで港に戻ってこないダイビングショップが多いです。船の上で1日を過ごすことが多くなるので、船酔いしやすい人は酔い止めの薬を飲むことをおすすめします。

特におすすめの地形ポイント4選

下地島エリア「魔王の宮殿」

魔王の宮殿

宮古島のダイビングポイントを代表する、ユニークな地形が見どころのポイント。
水深18mにある暗い通路やアーチを潜り抜けると、宮殿のエントランスに到着します。
大きな広間に出るような独特な地形が、まるで宮殿のエントランスから魔王の宮殿玉座に繋がっているように見えることが名前の由来です。
さらにライトを片手に奥へと進むと、天井から差し込むブルーの光が青白く宮殿内を照らし、魔王の玉座と呼ぶに相応しい幻想的な光景を目の当たりにします。
最大水深は25mほどで、時々強い流れがあるため中級者以上向けです。

下地島エリア「アントニオガウディ」

アントニオガウディ

「魔王の宮殿」に勝るとも劣らずの大変人気の高いポイント。
スペインの建築家、アントニオガウディの名がつけられています。
水深22mほどまで潜ると、不規則に空いた穴がいくつも現れ、角度によってさまざまな模様や光が変化し、ユニークでアーティスティックな地形が楽しめます。
自然が創り出した造形美に誰もが目を奪われます!
潮の流れはあまりありませんが、最大深度が35mほどなるので、中級者以上向けのポイントです。

伊良部島エリア「クロスホール」

クロスホール

リピーターが多いクロスホールは、ポイント名の由来にもなったクロスの形をした穴が天井にあり、輝きながら舞い込む光が印象的です。
水深25mにある横穴をライトで照らしながら進み、広い庭園のような場所に辿り着きます。
最上部に穴(ホール)が開いており、注ぎ込む太陽光と影のブルーのコントラストを楽しむことができます。角度によって様々な表情を見せ、輝きながら舞い込む光のアートをじっくり堪能しましょう。
洞窟を出ると、ノコギリダイやアカヒメジの大群がお出迎えしてくれることも。

潮の流れはあまりありませんが、最大水深が25mあり、洞窟にも入ることから中級者以上向けのポイントです。

伊良部島エリア「ダブルアーチ」

ダブルアーチ

こちらのポイントは大小2つのアーチが下から見上げるとハートの形をしていて、女性やカップルに大人気です。水深も浅いので、数ある地形ポイントの中でも初心者の方でも安心して楽しく潜れるポイントです。

是非行ってみたいおすすめ地形ポイント

下地島/通り池

天然記念物に指定されている国内唯一のダイビングポイントです。海側からエントリーし、ダイナミックなドロップオフを進むと、横幅40mほどの巨大なアーチが現れます。アーチの底は水深40m、アーチの天井でも水深20mあり、天井沿いに進むと陸地にある巨大な二つの池につながっています。海水と淡水が混じりあうことで見られる、ブルーからグリーン、オレンジと、徐々に変化する色や水温の変化が楽しめます。最大水深30mほどで、中性浮力のコントロールがマストな中級者向けポイントです。

下地島/パナタ

“離れ”を意味するパナタは、その名の通り、沖に向かって飛び出した巨大な隠れ根の先端に数百匹のギンガメアジの群れや、運が良ければギンガメトルネードが見られる可能性があるポイントです。流れが強く、ロウニンアジやバラクーダなどの大型回遊魚との遭遇も珍しくありません。ウミガメやナポレオンフィッシュなど、ダイナミックな生き物たちに出会えるパナタはリピーターも多い人気ポイントです。
最大水深25m程で流れが強いため、中上級者以上向けです。

下地島/中之島チャネル

最大水深20mで、流れもあまりないので初級者から楽しめるメジャーなポイントです。リーフにはサンゴ礁が広がり、ロクセンスズメダイやアオギハゼなどが見られます。迷路のような水路(チャネル)が特徴的で、冒険心をくすぐられるユニークな地形も見どころのひとつです。マクロ生物も多いので、見逃さないように進みましょう。

下地島/一ノ瀬ドロップ

45m以上落ち込むドロップオフと、その沖にあるピラミッドロックとも呼ばれる巨大な隠れ根が印象的なポイントです。ダイナミックな地形はもちろん、カスミチョウチョウウオが舞う姿や、大きく育ったイソバナの群生、時折現れるイソマグロやロウニンアジなどの大型回遊魚との遭遇も期待できます。
最大水深は33mほどで、基本的に流れているので、中上級者以上のダイバーを推奨します。

下地島/マリンレイク

池とつながる洞窟のひとつで、海側の池では青くカーテンのような光とレザー光線のような光を楽しめます。
陸とつながる池では淡水が混じり淡く緑がかった光が見られます。
最大水深は27mほどで、流れが時に強い事もあり、中級者以上のダイバーにおすすめです。

伊良部島/スネークホール

宮古島にいくつかある青の洞窟のひとつで、エアードーム状の珍しいポイントです。最大水深15mで流れもないので、初心者でも安心して潜ることができます。エメラルドグリーンに輝く幻想的な景色が美しく、ピグミーシーホースやモンツキカエルウオ、フリソデエビなどのユニークな生き物たちを観察できます。まれに、岩陰で眠るホワイトチップシャークに出会えることも。

伊良部島/白鳥幼稚園

沖合に向かってせり出した根には、様々な生き物が生息しています。アカネハナゴイの群れやキンギョハナダイ、カスミチョウチョウウオ、クマノミ、ピグミーシーホースなど、可愛い生き物が間近で観察できるので、マクロ好きやフォトダイバーにもおすすめです。ウミガメが休憩する姿も良く見られ、春頃になると大型回遊魚に遭遇する確率もアップします。最大水深18mで、ときどき流れもありますが、初心者から楽しめるポイントです。

八重干瀬/キジャカパラダイス

八重干潟は、宮古島の北部にある日本最大級のサンゴ礁群です。その八重干潟エリアにあるキジャカパラダイスは、広大なサンゴ礁と透明度の高さが美しいポイントです。
目を見張るようなイソバナの群生に、キンギョハナダイやアカネハナゴイ、クマノミなど、色とりどりの生き物はいつまで眺めていても飽きることがありません。大型回遊魚のイソマグロやツムブリの群れが見られることも。最大水深は20mほどで流れもほとんどないので、初心者でも楽しめるポイントです。

宮古島本島/エンジェルケープ

東平安名崎の近くにある保良漁港からボートで約15分、地形派ダイバーが憧れる洞窟ポイントです。全長約20mの迷路のような洞窟を進むと、天井にあいた穴からオーロラのような光のカーテンを見ることができます。その神秘的な光景は、ポイント名に相応しくまるで天使が舞い降りたかのようです。最大水深12mで流れもあまりないので、初級者でもエントリーできます。

まとめ

「地形と言ったら宮古島!」という声が上がるほど、多くの有名な地形ポイントが点在しているのが宮古島の海です。今回ご紹介したの他にも数多くのポイントがあります。
目が覚めるような宮古ブルーの海に包まれて、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

>>お得な宮古島ダイビングツアー情報はこちら<<

ライター紹介 ライター一覧

redfin編集部

redfin編集部

沖縄ダイビングツアーの企画・販売を初めて30年のレッドフィン ダイビングツアーがお届けするダイビングポータルサイト。沖縄本島から離島・さらに奄美方面まで多彩な情報をお届けしています。

関連記事

  • 宮古島の冬ダイビング!3つの魅力!

  • 宮古島ダイビング!ベストシーズン&おすすめダイビングポイント情報まとめ

  • 学生・卒業旅行に!素敵な思い出を残そう~マリンオプション体験~

  • 中級者ダイバーにおすすめの沖縄ダイビングポイント3選!